
秋が深まるにつれて、少しずつ冬の装いへと変わっていく富士山。山頂付近に雪が積もる「初冠雪」は、富士山に冬の訪れを感じさせる風物詩のひとつです。
「富士山の初冠雪はいつ頃?」「山中湖から雪化粧した富士山を見るなら何月がおすすめ?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
富士山の麓に位置する山中湖では、秋になると紅葉と雪化粧した富士山、冬には澄んだ空気のなかにそびえる真っ白な富士山など、季節によって異なる景色を楽しめます。
本記事では、富士山の初冠雪が観測される時期や過去10年間の記録、山中湖から雪化粧した富士山を楽しめる時期について解説します。あわせて、長池親水公園や山中湖明神山パノラマ台など、富士山を望めるおすすめスポットもご紹介します。
秋から冬に山中湖旅行を予定している方は、ぜひ参考にしてください。
山中湖で雪化粧した富士山を楽しむなら、「ル・ニド山中湖」を旅の拠点にするのもおすすめです。
ル・ニド山中湖は、山中湖ICから車で約8分の場所にある全3棟のプライベートグランピング施設。富士山を望むドームテントで、山中湖の自然を感じながらゆったりと過ごせます。
秋から冬にかけては、雪をまとった富士山を眺めながら、季節ならではの山中湖旅行とグランピングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
富士山の「初冠雪」とは?
富士山の「初冠雪」とは、その年の日平均気温が最も高くなった日以降、山頂付近に雪が積もり、麓の気象台から初めて白く見えることをいいます。
富士山では、甲府地方気象台から山頂付近の積雪を目視で確認した際に「初冠雪」として発表されます。
また、初冠雪は8月1日から翌年7月31日までをひとつの期間として観測されています。
富士山の初冠雪は例年いつ?
富士山の初冠雪は、例年9月下旬から10月上旬ごろに観測されています。これまでの目視観測による平年日は「10月2日」です。
ただし、初冠雪の時期には年によって大きな差があります。2024年は11月7日に観測され、平年より36日遅く、1894年の観測開始以来最も遅い記録となりました。一方、2025年は10月23日に観測され、平年より21日遅い初冠雪となっています。
過去10年間の初冠雪日は以下のとおりです。
| 年 | 富士山の初冠雪日 |
|---|---|
| 2016年 | 10月26日 |
| 2017年 | 10月23日 |
| 2018年 | 9月26日 |
| 2019年 | 10月22日 |
| 2020年 | 9月28日 |
| 2021年 | 9月26日 |
| 2022年 | 9月30日 |
| 2023年 | 10月5日 |
| 2024年 | 11月7日 |
| 2025年 | 10月23日 |
2026年の富士山の初冠雪はいつ?
気象庁の今季ページでは、2026年9月28日時点では富士山の初冠雪日はまだ掲載されていません。
2026年9月30日現在、富士山の初冠雪はまだ発表されていません。今後、気象庁から発表され次第、本記事でも最新情報をお伝えします。
2026年から富士山の「初冠雪」の観測方法が変更
また、2026年の初冠雪からは、これまでとは観測方法が変わる点にも注意が必要です。
これまで富士山の初冠雪は、甲府地方気象台の職員が富士山を目視し、山頂付近が雪などで白くなっていることを確認して発表していました。
しかし、2026年8月から始まる「2027寒候年」からは目視による観測を終了し、レーダーやアメダスなどをもとにした「解析積雪深」を使用する方法へ変更されています。
そのため、これまでのように「甲府から雪化粧した富士山が見えた日」と、2026年以降に発表される初冠雪の日が必ずしも一致するとは限りません。
また、観測方法そのものが異なるため、気象庁は2026寒候年までの目視による初冠雪日と、2027寒候年以降の記録を単純に比較できないとしています。
山中湖から雪化粧した富士山を楽しめる時期
山中湖から雪化粧した富士山を楽しむなら、初冠雪が観測される秋から山頂付近に雪が残る春頃までが目安です。
初冠雪直後は山頂付近にうっすらと雪が積もる程度の場合もありますが、季節が進むにつれて雪に覆われる範囲が広がり、冬には真っ白に雪化粧した富士山を望める日も多くなります。
- 10月〜11月中旬:初冠雪を迎え、タイミングによっては紅葉と雪化粧した富士山を一緒に楽しめる時期
- 11月下旬〜2月:富士山の雪が増え、空気も澄みやすく雪下種王した富士山を眺めるのにもおすすめの時期
- 1月中旬〜2月下旬:山中湖周辺では、夕日が富士山頂に重なる「ダイヤモンド富士」を見られるチャンスも
- 3月〜5月:山中湖周辺では春を迎えながらも、富士山には雪が残り雪化粧した山頂と春の景色を楽しめる時期
山中湖で雪化粧した富士山を楽しめるおすすめスポット
例年、秋になると富士山の山頂付近に雪が積もり始め、山中湖からも雪化粧した富士山を望めるようになります。10月から11月頃は、雪をまとった富士山と色づく紅葉を一緒に楽しめるのも魅力です。冬が近づくにつれて富士山の雪も増え、秋とはまた違った表情へと変化していきます。
山中湖親水公園(長池親水公園)
山中湖親水公園は、山中湖北岸にある絶好のビューポイントです。特に「ダイヤモンド富士」「ダブルダイヤモンド富士」「紅富士」などの景色を遮るものなく楽しめるため、写真家にも人気のスポット。無料駐車場とトイレが併設されており、ちょっとした休憩にも最適です。
| 住所 | 〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野3222番地先 |
|---|---|
| 駐車場 | あり・80台 |
雪化粧した富士山と山中湖を一度に眺めたい方におすすめのスポットです。秋にはススキが広がる景色と雪をまとい始めた富士山、冬には澄んだ空気のなかで白く染まった富士山を望めます。標高が高く開放的な場所のため、季節によって表情を変える富士山を楽しめるのも魅力です。
山中湖明神山パノラマ台
眼下に山中湖、その向こうに富士山を望める絶景ビュースポット。
天候や時期によってはあたり一面が真っ赤に染まったり、幻想的な富士山の景色をみるならおすすめ。
| 住所 | 〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野 |
|---|---|
| 駐車場 | あり・7台 |
秋が深まると園内の木々が赤や黄色に色づき、雪化粧を始めた富士山と紅葉を一緒に楽しめるスポットです。例年秋には「夕焼けの渚・紅葉まつり」も開催され、湖畔を散策しながら山中湖ならではの秋景色を楽しめます。
旭日丘湖畔緑地公園
旭日丘湖畔緑地公園は、山梨県山中湖村の湖畔に広がる静かな雰囲気の公園で四季折々の自然の美しさを楽しめる山中湖屈指の景勝地として人気があります。
特に紅葉が有名で、秋には多くの観光客が訪れるスポットです。毎年10月下旬~11月中旬ごろまで「夕焼けの渚・紅葉祭り」が開催され、大人気のイベントとなっています。
| 住所 | 〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野506−296 |
|---|---|
| 駐車場 | なし |
秋から冬の山中湖観光で注意したいこと
秋から冬にかけての山中湖では、紅葉や雪化粧した富士山など、この季節ならではの美しい景色を楽しめます。一方で、標高約1,000mに位置する山中湖は冷え込みやすく、都市部とは気温や道路状況が大きく異なることがあります。
朝晩の冷え込みに備えた服装を用意する
秋の山中湖は日中過ごしやすい日でも、朝晩になると気温が大きく下がることがあります。特に富士山の初冠雪が見られる10月頃からは、ジャケットやコートなどの防寒着を用意しておくと安心です。
冬は氷点下まで冷え込む日もあるため、厚手のコートやダウンジャケット、手袋、マフラーなどを用意して、しっかりと寒さ対策をしましょう。
積雪や路面凍結に注意する
冬の山中湖周辺では、積雪だけでなく路面凍結にも注意が必要です。特に朝晩や日陰、標高の高い場所では、道路が凍結している可能性があります。
車で訪れる場合は、冬用タイヤを装着するなど雪道への備えを行い、出発前には天気予報や道路状況も確認しましょう。
秋から冬は日没が早い
秋が深まるにつれて日没時間も早くなります。富士山の撮影や観光スポットを巡る場合は、時間に余裕を持ったスケジュールを組むのがおすすめです。
特にパノラマ台など屋外の絶景スポットを訪れる場合は、暗くなる前に移動できるよう時間を確認しておきましょう。
雪化粧した富士山を眺めるならル・ニド山中湖
秋から冬にかけて山中湖を訪れるなら、雪化粧した富士山を眺めながらグランピングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
「ル・ニド山中湖」は、山中湖ICから車で約8分の場所にある、全3棟のプライベートグランピング施設です。すべてのドームテントから富士山を望むことができ、季節によって表情を変える雄大な景色を眺めながらゆったりと過ごせます。
各棟には専用のトイレ・シャワーを完備しているほか、屋根付きのBBQスペースも用意。キャンプ道具を持っていない方やアウトドア初心者の方でも、気軽にグランピングを楽しめます。
日中は長池親水公園や山中湖明神山パノラマ台などを巡って雪化粧した富士山を眺め、夜は自然に囲まれたル・ニド山中湖でBBQや焚き火を楽しむのもおすすめです。
秋から冬ならではの富士山の景色とともに、山中湖で特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。




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